■ アーベントロートと ムラヴィンスキー ■
2006.04 |
ギュンター・ヴァントさんに以前知人を介して数回質問をさせて頂いたことがあるのですが、 それは私がこのサイトをまだ作っていなかった時期で、2001年頃だったかと思います。 私がアーベントロートのファンであることを知人経由でヴァントさんが聞かれて、 それでいくつかエピソードを伺うことが出来ました。 次の話も、そのうちの1つ。 ヴァントさんによると、アーベントロートがムラヴィンスキーの振った ブラームス交響曲第2番を聴いた時に 「あの若者、なかなかやるな」 と誉めておられたとのこと。 (それがライブなのか録音なのか、何年頃のことであったかは聞けてない。) ヴァントさんにはそのうちまた色々と伺おう、と思っていたのだが、 2002年2月14日に亡くなられたので、アーベントロートとムラヴィンスキーの話で 聞けたのは多分これだけだったと思います。 アーベントロートとムラヴィンスキーが会う機会が有ったかどうか、交流が あったかどうかまでは私はよく知りません。 ショスタコーヴィチがプラウダでアーベントロートのことをコメントした ことがあったり(*アーベントロートが戦後にソ連へ演奏しに行った頃)、 それにアーベントロートは戦前からソ連へ何度も演奏旅行へ行っているし、 ロシア・ソ連の現代作品をアーベントロートは積極的に振ってますから、 同じ東側の音楽家同士、ムラヴィンスキーと直接連絡取ってたり 演奏会で会って話したりする機会は有ったかもしれない、と思う。 ただ根拠となる本や資料を知らないし、今のところは 2人に関するエピソード等も余り聞いていないです。 DRA(Deutsches Rundfunkarchiv)のサイトのこの記事 50. Todestag von Hermann Abendroth http://www.dra.de/online/hinweisdienste/musik/2006/mai29.html Hermann AbendrothについてのPDFファイルが22ページ出ていて http://www.dra.de/online/hinweisdienste/musik/2006/pdf/abendroth.pdf 21ページ目に >In memoriam Hermann Abendroth (Audiofile) 1956 というものがある。 >Redner: >Johannes Dieckmann (Präsident der Volkskammer der DDR) >Ottmar Gerster (Komponist) >Leopold Ludwig (Generalmusikdirektor) >Karel Ancerl (Dirigent,Prag) >György Lehel (Dirigent,Budapest) >Jewgenij Mrawinskij (Dirigent der Leningrader Philharmonie) >Bruno Vondenhoff (Generalmusikdirektor,Frankfurt am Main) >Hermann Zitzmann (Hochschule fuer Musik Köln) >Karl Hermann Pillney (Pianist) >94'25 是非、これの詳細が知りたいです。 |