■ アーベントロートの写真が載っている本など ■ |
2007.07 Hermann Abendroth. Ein Musiker im Wechselspiel der Zeitgeschichte Dr. phil. Irina Lucke-Kaminiarz ↑ 2007年5月末ドイツで、ついに出ました。 アーベントロートのバイオグラフィーが出版されるのは、 初めてなのではないかと思います。 www.amazon.deより参照: EUR 12,90 Taschenbuch: 160 Seiten Verlag: ReiseArt Online; Auflage: 1. Auflage 2007 (30. Mai 2007) Sprache: Deutsch ISBN-10: 3937939652 ISBN-13: 978-3937939650 この本が紹介されていた他のサイト: http://wtv.mathiaskarge.de/programm/musik/musikgeschichte/hermann_abendroth.html http://www.kbuch.de/product_info.php?products_id=470 http://lesershop.zgt.de/store/product_info.php/info/p488_Hermann-Abendroth---Ein-Musiker-im-Wechselspiel-der-Zeitgeschichte.html 著者のIrina Lucke-Kaminiarzさんが紹介されているページ。 Dr. phil. Irina Lucke-Kaminiarz Hochschule für Musik FRANZ LISZT Weimar の Archiv の方らしいです。 Hochschule für Musik FRANZ LISZT Weimar 19. Januar 2003: Hermann Abendroths 120. Geburtstag ↑ 2003年に http://www.hfm-weimar.de/ でこの記事を書いておられます。 ******** Performing Brahms : Early Evidence of Performance Style Michael Musgrave and Bernard D. Sherman, editors Cambridge University Press ( ISBN 052165273 1 ) In search of Brahms's First Symphony : Steinbach, the Meiningen tradition, and the recordings of Hermann Abendroth ( Walter Frisch ) Performing Brahms の著者のウォルター・フリッシュが、本の注釈でこんなこと書いてます。 >現在(注:2003年)、アーベントロートのバイオグラフィーは出版されていない。 >彼の一生とキャリアについて最も細かく記している解説は、Tahra の >ルネ・トレミヌ氏によるTAH102のCDセットに付いているブックレットだ。 アーベントロートに関する本や資料が少ないなかで、以前からTahra の解説書は 一般リスナーのワタシにとって、アーベントロートについての最も詳しい 第一級の資料、というものであったし今後も多分そうなのですが、 専門家の方にとってもそれは同じなんだ、ということを2003年11月に初めて知りました。 Irina Lucke-Kaminiarzさんが書かれた、アーベントロートについての初めてのバイオグラフィー、 私の手元には2007年07月末に到着。 最近なかなか時間が取れなくて、まだちらっとしか読めていませんが、 アデナウアーやバックハウスと一緒に写ってる写真とか、 演奏会でヴァイオリンを手にし弾き振りしている写真、 演奏会でのプログラムなど、情報満載です。 Tahra の解説書に載ってた情報も、この本でもかなり載っていました。 ドイツ語なので、私の場合は辞書ひきひき、翻訳サイトの力を借りながらえっちらおっちら読む感じ なのですが、単語を拾っていく作業の中でもかなり色んな情報探せました。 アーベントロート・ファン必見の本です。 |
2005.10 Ehrung Deutscher Musiker Durch Die Universität Jena ( Friedrich Stier )1955年出版. Weimar abebooks で見つけて買いました。 ドイツの音楽家についての本。簡単なプロフィール紹介や音楽家達あるいはその知人とが やりとりした手紙など。 なお、アーベントロートについては少しだけ載ってました。 あと、1953年01月19日のアーベントロート70歳のお祝いに、 Hämel という方から アーベントロートへ宛てて書かれた手紙の文章が載っている。 この本で使われている写真は、CDの解説書などでもよく載っているのと同じもの (右側の横顔、蝶ネクタイ)。 Künstler plaudern ( H. E. Weinschenk ) 1940年出版. Berlin いちさんから教えて頂いた本。 最初、スキャンされた画像で見せて頂きました。 その後大分経ってから abebooks で この本がリストに載っていたのを見つけたので、自分も買いました。 なおTahra のCD解説書 ( TAH139-140 ・仏文と英文)でも、この本「 Künstler plaudern 」を 「 les Artistes papotent ( The Artists Chatter ) 」と紹介しており、 アーベントロートに関するエピソードの章 「 Die teuren Zigarren des Kapellmeisters ( The expensive cigars of the kapellmeister )」(p.7-13) を仏文と英文に全訳して紹介しています。 (Tahra のCD解説書・TAH139-140の英文訳のは以前から私も読んでたのですが、 「 Künstler plaudern 」の独文の方は、全部古い字体で書いてあって、 まだちゃんと読めていないです・・・。) 色んなCDの解説書などでよく紹介されている写真も3枚載っていたのですが、それ以外ので 私がこの本で初めて見たのは2枚。 * 17歳のアーベントロートの写真(腕組んで立っている上半身) * 指揮者になってからのアーベントロートの、休暇中の写真(半ズボン姿) この本に載っているアーベントロート以外の音楽家: Wilhelm Backhaus , Georges Baklanoff, Thomas Beecham, Karl Boehm, Edwin Fischer, Walter Gieseking, Benjamino Gigli, Serge Jaroff, Johannes Strauss, Clemens Krauss, Georg Kulenkampff, Franz Lehar, Emmi Leisner, Paul Lincke, Maria Müller, Elly Ney, Sigrid One'gin, Peter Raabe, Erna Sack, Leo Slezak, Fedor Schaljapin, Heinrich Schlusnus, Carl Schuricht..... Der legendäre Geiger Gerhard Taschner : Vom ersten Bogenstrich gefangen Walter Gerstberger ( WISSNER ) [ ISBN 389639214X ] 55ページに 燕尾服姿のアーベントロート教授とタシュナーが 腕組んで立っているツーショット写真が載っています。 64ページに載っていた 1943年09月30日アーベントロートの指揮、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスでのプログラム ↓ バッハ : 管弦楽組曲第4番 ブラームス : ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン ゲルハルト・タシュナー) ベートーヴェン : 交響曲第4番 Berlin Classics 0092342BC Hanns Eisler (* 6. Juli 1898 in Leipzig; † 6. September 1962 in Berlin) Vokalsinfonik こんのさんから 教えて頂いたCD。 このCDの解説書に、1949年ワイマール・シュターツカペレでの演奏会にて 「 Goethe Rhapsodie (ゲーテ・ラプソディー)」が演奏された際に オーケストラの前でアイスラーと Edith Laux (ソプラノ)が握手している、その隣に 指揮台上のアーベントロートが写っています。 バイロイト音楽祭公式HPでのアーベントロート紹介ページ。 1943年のアーベントロートの写真(@リヒャルト・ワーグナー博物館)がここに載っている。 |